すべて終わりました。
関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
大三島のお祭りは二段構成 (?!) のようになっていて、
各地区でのお祭り
↓
大山祇神社産須奈大祭 (おおやまづみじんじゃうぶすなたいさい)
となります。
基本的には、大山祇産須奈大祭の一週間前が地区ごとのお祭りなのですが、我が台 (うてな) 地区と大山祇神社 (全国の三島神社の総本社) がある宮浦地区のみ、大祭と同じ週に地区のお祭りが行われます。
↑ 宮出しの獅子舞。私は笛を吹かせてもらっています。台の獅子舞は優雅で力強いです。笛は息も絶え絶え…お粗末様です。
↑ 我が家の前でも獅子舞を舞ってもらいました。
↑ 夫さんは大神輿。右手に見えるすごい坂の神社を上り下りするので大変!!
↑ ぞろぞろ、ぞろぞろ…地区をウロウロ。子供神輿もきゃあきゃあ言いながら練り歩きます。
お神輿の宮出し、各地区の巡行、宮入り、という流れは全国のお祭りの流れとよく似ていますが、ちょっと変わっているのが 『御旅 (おたび)』。
大山祇神社から、台地区にある御浜殿と呼ばれる三島神社まで、約4キロの道のりを御神輿に続いて各地区の獅子舞や山車などが一同に集まって練り歩きます。
↑ お、来た来た!
↑ ピーヒャラドンドコ賑やか!!
↑ 台の集会所でも獅子舞をしてもらったり。これは野々江地区の乱獅子。
↑ 三島神社では、皆が競って獅子舞を奉納するので、太鼓の音が重なってもうそれは賑やか!!ドキドキします!!
夜まで町を練り歩き、へっとへとでお祭り終了!!
最高に楽しくて最高に素晴らしいです。
子供たちが獅子舞に縫い付けてあるサルを引きちぎりに来たり、レジェンドの先輩方に正しい笛の吹き方をレクチャーしてもらったり、昔はあーだった、これからはどうする、なんじゃかんじゃ…わいわい…。
↑ 獅子に縫い付けたサル。縁起物として持ち帰ります。
地区の人たちのことが大好きになるし、より頑張らないとなと思うようになります。
人口の減少、いろんなことの後継者の不足、ライフスタイルの変化、役回りの負担など、いろんな課題はありますが、それでもこんな素晴らしい祭りが残っている大三島という島のすごさを感じます。
一度は消滅したのに復活させた行事もちらほらあったり。
それって凄いことじゃないですか??
やっぱり、大三島は最高で凄いところです。
しばらく物音がすれば太鼓の音に、鳥が鳴けば笛の音に聞き間違う日々が続きます。
…と、心が満たされた祭りから一夜明けると…
わ、キッチンガーデンがボロボロ!!
くっそー、猪に入られた!!
なかなかいい事ばかりではありませんね…。