きょうは文化の日、島の文化祭でした。
島の人が年に一度、お花や書道、手芸、詩吟、日舞、歌などさまざまなものを発表をするイベントです。
この島に移住してすぐ、大三島第九を歌う会という合唱サークルに誘ってもらって、第九を歌っています。
高校時代に第九はドイツ語で歌い、オーケストラでトランペットも吹いたので、思い入れもひとしお。
まさか島でこんな風に楽しく歌を歌えると思っていませんでした。
島の合唱団、なかなか素敵なんですよ。
高音が下がり気味なのはご愛嬌。
都会にいたら、お金と時間さえあればいつでもすごい作品がいっぱいある美術館やプロの音楽や舞台などを楽しむことができますが、最近、芸術や美術って生活の一部にあってこそ価値があるような気がしてきています。
実践する文化的生活というか…。
お年を召されたおじいさまやおばあさまが日舞やカラオケで楽しんでらっしゃる様子を見ると、単に「上手い」とか「すごい」ではない深い感動を得るときもあります。
…そんなこんなで充実した文化の日でした。
実践する文化的生活、私もハツラツとした島の先輩方を目指して楽しんでみようと思います。