くたばっていません、こんばんは。
娘は元気にすくすく育ち、もう6か月です。
早すぎる。早すぎる。
なんというか、可愛すぎる。
娘の周りがぼうっと輝いて見えるほど可愛いです。
ミルクのような甘い匂いと大人顔負けのかぐわしい屁を放ちつつ、毎日盛大に髪の毛を爆発させ、宇宙語をさかんに喋り、でんぷん糊のような離乳食をあちこち擦り付け、おもちゃを投げたりかじったりする不思議な生き物…こんなに可愛く思うとは…結構「意外」です。
正直、子どもというのはそこまで好きではありません。
いや、好きといえば好きなんだけれど…走り回る子どものあの圧倒的エネルギー、あどけない笑顔で「おばちゃんゴリラみたいだね」と言い放つ無敵さ(実話、もちろんゴリラ=ワタクシですことよ。)、ところかまわず寝落ちる自由さ…あのへんの「大人が失ってしまうもの」が眩しすぎて正直辛い。
あと、親御さんや周りの目が怖いというか…。
走り回る子どもにぶつかられたら「大丈夫?怪我していない?ここは走るところではないから周りに注意をして歩こうね」と言っていいのか?
危ないことをしようとしている子どもに「危ない!!」と言っていいのか。
いまどき、いろいろややこしいので「下手に他人様の子どもにかかわると犯罪者になりかねない」じゃないですか…。
なのに子どもはおかまいなしに大人にかかわってくるわけですよ…痴漢冤罪的な怖さ、ありません??
まあ、そんなことで、子供は好きだけど辛い、だったわけですよ。
それがどうしたことでしょう、娘は可愛い。
産前、「我が子が可愛いと思えるだろうか…」とやきもきしたのはなんだったんでしょうか。
一応、ここで断っておかねばならぬのは、娘は「比較的手のかからない子」であること。
そして「比較的私も元気」で「夫がほぼ24時間すぐそばにいる」こと。
それから「島の環境が楽ちん」であること。
娘は新生児のころからギャンギャン泣き続けることは少なかったし、よく飲みよく食べよく寝て機嫌よし、いまのところ病気は軽い咳と鼻水程度まで。
私も産後しつこい咳が続き、人生初の「喘息認定」をされた程度でその他は特に大きなトラブルなし。(とはいえ、産後は身体が弱っているんだな、と実感。)
そして夫はすぐそばにいる…新生児のときから二人で育児を開始できたため、子育てに関してすれ違いがない!これ、すごいことでしょ!?!?
島では泣き声を心配する必要はあまりないし、気を遣う公共交通機関での移動がないのは本当に楽!!(病院が遠いのは難点ですが、激混み、激待ち、というのは未経験です。)
病児のケアや、良く泣く寝ない子、飲まない食べない子、敏感な子などを育てるのは本当に大変だ、ということはよく聞きますし、自分の体調やメンタルが狂った状態でワンオペ、あるいは「手伝ってやるよ」的協力者しか得られない育児は本当に辛いだろうということも容易に想像がつきます。
ゲストハウスに出費ばかり続いて、収入がないのは非常に辛い、ヒジョーに!辛い!ですが、楽しい子育てができているのはひとえに夫をはじめ理解ある人たちに囲まれているから、環境が恵まれているから、だと思います。
結論、ウチの子は可愛い、ばんざーい!
んで、ですよ。
ちゃんと宣伝しろ、って話ですが、ゲストハウス、開業しました。
(一応SNSの宣伝ははじめています。)
11/23にこっそりオープンしています。
最後までばたばたして、しかも許認可関係で時間がかかって予定よりずいぶん遅れましたが、何とかオープンできました。
ああ、うれしい。
本当に、うれしい。
無い知識を総動員してHPも作りました。
プロの方たちからすると「素人臭」がムンムンと漂い息苦しいかもしれませんが、負けず見ていただければと思います。
ありがたいことに初のお客様にもすでにお越しいただき、来年の春などにいくつか予約を頂いている状況です。
エイヤ!で動いていたここまでとは対照的に、ここからはマメに、マジメに、コツコツと、です。(移住、転職、開業、なんて正直エイヤ!じゃないとできないです…。)
どうぞ、トマリギをよろしくお願い申し上げます。
ゲストハウスを開業して、いよいよ思うのは「何か新しいことをしていたい!」ということ。
なにかサービスや運営方法を工夫するのもいいし、庭をステキにするのもいい、ものづくりをして売るのもいいし、なにか特技が増えるのもいい。
とにかく「ここで満足」しちゃうとつまらない。
毎日大冒険と大発見を繰り返している娘を先生に、とにかく新しいことを少しずつでもしていこうと思います。
(基本は意識低い系なので、あらゆるオポチュニティからアグリーにインスピレーションを得つつムーブメントを巻き起こして何かにコミットする!とかインフルエンサーになってやる!みたいな気持ちはありませんが。ええ、すいませんね、意識低い系で。)