大三島に移住した某薬剤師の脳みその中

生き物らしく生きたい!と思い大三島へ。毎日が冒険。

レモンのパウンドケーキ

丁寧な気持ちで美味しくなーれ!とおまじないをかけなから作ったモノはそれなりに美味しくできたりします。

 

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↑ レモンのパウンドケーキ

 

失敗もたまにはありますが、今回はとっても上手に、美味しく焼けました。

酸っぱくて香りの良いアイシングをトッピング、見た目も楽しくなりますね。

 

これは島の先輩に夜ご飯をご馳走になったのでそのお礼に。

 

柑橘が次々と出て来る季節になってきたので嬉しくてお菓子ばかり作ってしまいます。

次はなにを作ろうかな〜!

一生懸命の恥ずかしさ

昔から一生懸命になることに恥ずかしさを感じています。

そして、そんなくだらない恥ずかしさを感じる自分にさらに恥ずかしさを感じたり。

 

高校野球なんかの、あの、もう、がむしゃらで一生懸命な感じ…昔はとても苦手でした。

お尻のあたりがモゾモゾするような恥ずかしさを感じるのです。

 

ベンチャー企業の新進気鋭の若社長とか、夢を熱く語っちゃう系の意識高い人も苦手…。

 

自分の事でもそう。

例えば、わりと長いこと音楽をしてきているのに、いまだにライブは恥ずかしいです。

うわ、あの人、たいして上手くもないのにアツくなってるわ…カッコわる…と思われるのがとにかく恥ずかしくて、恥ずかしくて、いつも消えたくなります。

やたら練習してたのに全然下手くそやん、と思われるのもとにかく恥ずかしい…。

 

かと言って、準備や練習の手を抜いて「いや〜、実はあんまり事前のことができてなくてね…」とかモゴモゴ言うのも恥ずかしいものです。

うまくいかなかった恥ずかしさを何とか誤魔化すためによくやってしまう言い訳なんですけどね…。

 

理想はコソコソ勉強して100点、「ぜんぜん勉強してないのよ〜」なんて言いつつサクサク問題解いて退出可能時間になった途端にサヨナラ!って出て行く感じです。

 

 

自意識過剰と言えばそれまで。

 

 

先日、島の知人 (料理人) が美味しいご馳走を作って食べさせてくれました。

本当に素晴らしかった!

献立、素材、店の設えなど、隅々まで気を配らせて、目指す「何か」を掴もうと必死な感じを受けました。

味や香りを楽しんだのは勿論なこと、それ以上に気迫や熱意を楽しんだ部分もあります。

その情熱にやっぱりお尻のあたりがモゾモゾするような恥ずかしさは感じましたが、あ、本気って、凄い、とも素直に腑に落ちた部分もありました。

むしろ、何かと中途半端なの、カッコ悪いな…とも思ったり。

 

 

茶を育てたい!ゲストハウスをしたい!という我が家の夢も、調べれば調べるほど、動けば動くほど困難ばかりで、最近ホントにしんどい (身体は元気なのに) のですが、なりふり構わずやるしかないと尻を捲った感がでてきました。

 

まだまだ始まったばかりで中途半端とか、一生懸命とか、そんなことを言える段階ではないのですが、ほんのちょっと、「一生懸命を恥ずかしく感じる病」が改善してきた気配がする分、今までの人生より「恥の少ない人生」になってきた気がします。

 

 

困難にぶつかって大人になる、ってのを今更やり直しているんでしょうね。

やれやれ…!

亭主元気で留守がいい?

島に来てから、はじめてでも色々やってみよう!ということで釣りだの、畑だの、いろいろトライしてみています。

 

いい時代になったもんで、ネットで探せば初心者レベルの情報ぐらいならサクっと集まりますしね。

 

 

 

干し柿づくりも初めてです。

 

家のど真ん前に渋柿の木があります。

去年は実を結ばなかったので今年も期待してなかったのですが、まぁ、沢山実をつけた事!!

きっと、大屋さんが「もうこの木はいらないから切って頂戴」と私らに話している所を聞いて、焦ったんでしょう。

 

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 ↑ 祖父母の家に吊り下がった柿を思い出しつつ皮を剥き…

 

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↑ サッとお湯で消毒だけしてあとは吊るして干すのみ。カビませんように。

 

 

そういえば、よく「亭主元気で留守がいい」と言いますが、本当にそんな感じなんでしょうかね??

 

この三日間、お茶の勉強のために夫氏は家を留守にしてるのですが、もう、寂しくて仕方ありません。

 

昨晩なんかは枕元に猪が来てて (細い道に面した部屋の道側に枕を置いて寝ています。どうもその道が獣道になってしまっているらしく、たまに猪が来ます。) 、もう、心細くて…!

 

ご飯を食べるのも作るのも面倒で冷凍ご飯と作り置きの蒸し野菜とか、ゆで卵とか、手抜きになります。

 

昼間はやる事があっていいけれど、夜が…。

 

やっぱり亭主近くで元気がいい!

 

 

 

〜おまけ写真館〜

 

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 ↑ 大三島のアイドル、ポニーのオーレちゃん。もうひとり、食いしん坊のキャラメルちゃんもいます。(まともな写真が撮れなかった…)

 

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↑ トカラヤギのココアちゃん。愛嬌たっぷり。

 

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↑ 立派なキウイをいただいたり、ザクロを近くでもいできたり。お菓子にしようと思っています。

 

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サヨリが岸に寄ってるので釣りに行きましたが、タナゴばかり釣れました。タナゴでも食う。カリカリに揚げると大抵の魚は美味しい。

文化の日

きょうは文化の日、島の文化祭でした。 

 

島の人が年に一度、お花や書道、手芸、詩吟、日舞、歌などさまざまなものを発表をするイベントです。

 

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 この島に移住してすぐ、大三島第九を歌う会という合唱サークルに誘ってもらって、第九を歌っています。

 

高校時代に第九はドイツ語で歌い、オーケストラでトランペットも吹いたので、思い入れもひとしお。

まさか島でこんな風に楽しく歌を歌えると思っていませんでした。

 

島の合唱団、なかなか素敵なんですよ。

高音が下がり気味なのはご愛嬌。

 

 

都会にいたら、お金と時間さえあればいつでもすごい作品がいっぱいある美術館やプロの音楽や舞台などを楽しむことができますが、最近、芸術や美術って生活の一部にあってこそ価値があるような気がしてきています。

 

実践する文化的生活というか…。

 

お年を召されたおじいさまやおばあさまが日舞やカラオケで楽しんでらっしゃる様子を見ると、単に「上手い」とか「すごい」ではない深い感動を得るときもあります。

 

 

…そんなこんなで充実した文化の日でした。

 

実践する文化的生活、私もハツラツとした島の先輩方を目指して楽しんでみようと思います。

 

 

釣れた釣れた、アオリが釣れた❤️

はじめてイカを釣りに行きました。

 

はじめて釣具屋さんに入り、おっちゃんに「イカをエギとかいう派手な仕掛けで釣るそうだが、必要なものを一揃いほしい。竿もリールも何にも持っていない。」と無茶なお願いをしたのは去年の今頃…その後バタバタして結局行かずじまい…実に一年がかりの「はじめてのイカ釣り」になりました。

  

チキンハートな私は、ほかの手練れっぽい釣り人がいるところでは怖くてとても並んで釣りするなんてできないのですが、今日は島の仲間がたまたま誘ってくれたので、憧れのイカ釣りデビュー!!

 

 

 

きました!きました!

ビギナーズラック!!

 

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↑ 立派なアオリイカ!!比較用のタバコの箱は友達のもの。重たかった…!

 

釣り上げてすぐぐらいに腹痛に見舞われたため今日は撤退。

終いは悪いけど、きちんと釣れて、とてもいいデビュー戦になりました。

  

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↑ 釣り上げたアオリイカと、友達からもらったコウイカコウイカはコロンとして可愛い。

 

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 ↑ すでに深夜なので調理するのは明日になりますが、せっかくなのでほんの少しだけお刺身に。甘いっ!すごい歯応え!!

 

 

 

うわー、イカ釣り楽しすぎる…。

また行こっと!

解禁だ!解禁だ!

瀬戸内といえば晴れ、穏やかな海…今年の秋はその常識が通用しません。

毎日シトシト、ショボショボ、雨ばかり。

空はどんより、へんな風が吹いて橋の上では思いのほか運転するハンドルがふらついたり。

 

そして寒い!

お皿を洗う水の冷たさ、足元の冷え具合…すでに感覚は晩秋というより初冬と言うべきか…といった具合。

 

日照時間とうつ病は関係しているとも発表はありますし、滅入るのも私だけではないでしょう。

 

 

お鍋、解禁しました。

 

その日手に入ったお野菜、猪のつみれをたっぷりの出汁で炊くのが大好きです。

余ればカレーうどんにしたり、雑炊にしたり。

美味しくて、あったかくて、洗い物も少なく、調理も簡単!

 

お鍋は冬の救世主です。

 

 

もう一つ解禁したのが火鉢。

 

今年から中古屋さんで手に入れた鉄瓶さんが火鉢グッズに仲間入りしたため、充実した火鉢生活を送っています。

お湯を沸かしてお茶を淹れて、手を炙ってぬくぬく。

炭をつつくのも風情があっていいですよね。

 

夜は灰に炭を埋め込んで寝ます。

火の用心。

 

 

とにかく寒いので、早めに寝るのみ。

皆さま風邪など召されませぬよう。

 

秋といえば新米!

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待ってました〜!!新米!!

先日、稲刈りのお手伝いをさせてもらったお米さんです。

 

うまし…!!!

 

 

 

鮭を焼いて、具沢山の味噌汁を作り、新米のごはんを頬張る、それだけで世界一の幸せ者だと思っちゃいますね。