移住で失ったもの
久しぶりに映画を観ました。
『この世界の片隅に』という、戦時中の呉を舞台にしたアニメーション映画です。
詳しいことは映画評論でも読んでいただくとして、本当に素晴らしい映画でした。
観てよかった…!
で、当然島には映画館なぞ無いので、福山まで行ったわけです。
交通費も馬鹿にならないので、ついでに買い出しをしてきました。
大散財でしたが、島より安く売っているものや、選択肢が少なくてほとんど選べないもの、そもそも売っていないようなものが買えたので大満足です。
大三島に移住したことに関して、後悔は1つもありませんが、失ったものも確かにあります。
ライブハウス
フラッと行ける場所にある映画館
こだわりのカレー屋さん
安いスーパー
大型チェーン店(スポーツ用品店、服屋などは特に)
ゾウやキリンがいる動物園
人の活動が感じられる夜景
インスピレーションが湧くウィンドウショッピングができる所
チェーン店のジャンキーな安定の味
etc...
まぁ、最近はかなりのことがネットでできますし、幸い私の住む集落にはばっちりネットが繋がっているので、特に不便は感じないんですけれどね。
スーパーで売っているものは全体的に高いけれど、野菜は育てたらいいし、その辺でとれる旬のものはとても安いです。
…というかダブついてますよね?!
ご近所さん同士で疑似通貨よろしくグルグル回ってませんか?!
ハネた(商品として出荷しない)みかんとか、凄いですよね?!
どうしても!ってモノは、今回遠出したように今治や尾道や福山に行けば、事足ります。
昔住んでいたところの知人、友人らになかなか会えないのはどうにもなりませんが、近くにいてもなかなか会えなかったので以前と一緒といえば一緒ですね。
ちょっと不満足な気持ちになっても、畑をいじって、夕陽を見て、海や山でワァー!とか叫んで、星空見て、公衆浴場の海水温泉に入って、島の食べ物を食べて、ぐうぐう寝たら忘れちゃうぐらいの事です。
住めば都とはよく言ったものですね。
写真は帰りに立ち寄った尾道の風景。
ここはブラブラ散歩するのがとても楽しい街です。