↑ チャイと宗方喫茶室のブラウニー
チャイはインドの庶民的な飲み物です。
ベースの紅茶にシナモンやクローブ、ジンジャー、カルダモン、ペッパーなど、様々なスパイスを加えて濃く煮出したものに、たっぷりのミルクと砂糖を入れて飲むのがインドでは一般的だそう。
チャイはなかなか奥深いもので、ベースの紅茶やスパイスの組み合わせで様々な味があります。
さながら日本の味噌汁的ソウルドリンクな訳です。
アメリカで出会ったインド人の知り合いは、なんといっても美味しいチャイと言えばニンニクを入れるんだ!と熱弁していました。
彼の特製チャイを振る舞ってもらったことがあるのですが、ぷんぷんガーリックの香りがして、ミルクがたっぷりで、こってり甘い!!…これだけきくとなんだか想像もつかないでしょうが、これがまた美味しいのです。
一人ひとり、ご自慢の配合のチャイがあるようです。
チャイを作る場合、紅茶は『DUST ダスト』と呼ばれる、ふるいにかけた一番細かいものを使うのが鉄則。
『OP オレンジペコー』や『BOP ブロークンオレンジペコー』などの、大きいリーフの紅茶では薄くてイマイチなチャイになってしまいます。
植民地時代、インドでは良質の紅茶は全てイギリスに送られ、インドの庶民には商品にならない紅茶の屑『DUST ダスト』ばかりが残ったため、これを美味しく飲む方法としてスパイスとミルク、砂糖を加えて飲むチャイが生まれたと言われています。
まさに先人の知恵!
今日は出来合いのものですが、チャイを入れました。
↑ だしパックのような使い切り包装になっていてなかなか便利です。購入は紅茶専門店 京都セレクトショップ、いつもお世話になっています。
↑ 小さなお鍋で200ccの水を沸かし、沸騰したところにパックを投入、3分ほど煮出して200ccのミルクを追加、再度あたためて出来上がり!
砂糖はお好みで。
お茶菓子は、移住者の仲間でもある島の知り合いが作るブラウニー。
宗方(むなかた)という地域で喫茶室を作るそう、なので宗方喫茶室。なんと分かりやすい!
このブラウニーは甘夏ピールが入っていてけっこうスパイシーなので、よくチャイに合います。
同年代ぐらいの移住者仲間は島にけっこういます。
みんな、立派に独立開業すべく獅子奮迅!いつも刺激をもらっています。
我々の野望はいつ叶うのやら…歩みは早くはありませんが、確実に進んでいるのでこつこつと頑張るのみ!!
応援よろしくお願い致します。