大三島に移住した某薬剤師の脳みその中

生き物らしく生きたい!と思い大三島へ。毎日が冒険。

春はあげぽよ

春は忙しいものです。

 

年度末、年度始まりでただでさえ忙しいのに、植物たちが眠りから覚めてくるので、苗作りや植え付け、草刈りなどバタバタ、バタバタ…

平日と土曜日は仕事なので、日曜日しかまとまった時間がないのはちょっと辛いです。

夫さんがいろいろとやってくれるので助かっていますが、それでも圧倒的な時間不足!!

のんびり田舎暮らしなんて…げ!ん!そ!う!

大事なことなので二回言いますよ、のんびり田舎暮らしなんて幻想です!!

 

…とはいえ、なんだかんだで楽しくやっています。

 

ワラビを採ってきました。

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にょきにょき生えているワラビを採ってくるのは楽しい!!

タラの芽も少し頂きました。

アク抜きが終わったら山菜うどんでもしようかな〜。

 

お菓子をちょっと焼きました。

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八朔マーマレードと一緒に食べるイングリッシュスコーン、それと八朔カスタードパイです。

いわゆる「分量外」のモノをとっておくのを忘れたので、玉子が不足してタルトの照り出しが出来ませんでしたが、概ねヨシの出来上がり。

 

お菓子についてはいずれお披露目することもあると思います。

まずは練習!練習!

 

春はあげぽよ。

美味しいチャイと美味しい焼き菓子

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↑ チャイと宗方喫茶室のブラウニー

 

チャイはインドの庶民的な飲み物です。

ベースの紅茶にシナモンやクローブ、ジンジャー、カルダモン、ペッパーなど、様々なスパイスを加えて濃く煮出したものに、たっぷりのミルクと砂糖を入れて飲むのがインドでは一般的だそう。

 

チャイはなかなか奥深いもので、ベースの紅茶やスパイスの組み合わせで様々な味があります。

さながら日本の味噌汁的ソウルドリンクな訳です。

 

アメリカで出会ったインド人の知り合いは、なんといっても美味しいチャイと言えばニンニクを入れるんだ!と熱弁していました。

彼の特製チャイを振る舞ってもらったことがあるのですが、ぷんぷんガーリックの香りがして、ミルクがたっぷりで、こってり甘い!!…これだけきくとなんだか想像もつかないでしょうが、これがまた美味しいのです。

一人ひとり、ご自慢の配合のチャイがあるようです。

 

チャイを作る場合、紅茶は『DUST ダスト』と呼ばれる、ふるいにかけた一番細かいものを使うのが鉄則。

『OP オレンジペコー』や『BOP ブロークンオレンジペコー』などの、大きいリーフの紅茶では薄くてイマイチなチャイになってしまいます。

植民地時代、インドでは良質の紅茶は全てイギリスに送られ、インドの庶民には商品にならない紅茶の屑『DUST ダスト』ばかりが残ったため、これを美味しく飲む方法としてスパイスとミルク、砂糖を加えて飲むチャイが生まれたと言われています。

まさに先人の知恵!

 

今日は出来合いのものですが、チャイを入れました。

 

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↑ だしパックのような使い切り包装になっていてなかなか便利です。購入は紅茶専門店 京都セレクトショップ、いつもお世話になっています。

 

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↑ 小さなお鍋で200ccの水を沸かし、沸騰したところにパックを投入、3分ほど煮出して200ccのミルクを追加、再度あたためて出来上がり!

砂糖はお好みで。

 

お茶菓子は、移住者の仲間でもある島の知り合いが作るブラウニー。

宗方(むなかた)という地域で喫茶室を作るそう、なので宗方喫茶室。なんと分かりやすい!

このブラウニーは甘夏ピールが入っていてけっこうスパイシーなので、よくチャイに合います。

 

同年代ぐらいの移住者仲間は島にけっこういます。

みんな、立派に独立開業すべく獅子奮迅!いつも刺激をもらっています。

我々の野望はいつ叶うのやら…歩みは早くはありませんが、確実に進んでいるのでこつこつと頑張るのみ!!

応援よろしくお願い致します。

 

八朔のマーマレード

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↑ 完成品!!全部で3キロぐらい作ったのでお菓子に使い放題☆

 

お茶畑の予定地として話をしている山の斜面はもと八朔の園地、半ば耕作放棄された八朔がたくさん実っていました。

畑の持ち主の方とお話ししたところ、「好きにとっていって」とのことだったため、収穫して…

 

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↑ けっこう樹高が高いので木登りしながらの収穫になりました。

 

たくさんあるので、かねてより作りたいと思っていたマーマレードを作りました!

 

過去に夏みかんで少し作った時、とても苦いものが出来てしまったので、今回は丁寧に苦味抜きをしました。

 

〜八朔のマーマレード〜

 

皮 (生) 100g

実 (皮をむいて) 100g

砂糖 200g (皮+実の50%、今回はとても実が甘かったので少なめにしましたが、一般的には60〜70%で作ります)

 

① 皮を剥く。実も綺麗に皮を剥く。種はお茶パックに入れておく (煮出す時にペクチンが出て、とろみがつきます)

 

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↑ まずはゴリゴリ皮むきします

 

②皮のみ茹でこぼすこと2回、苦さが気にならなくなるまで繰り返して茹でこぼします。

 

③ 鍋にすべて投入!コトコト焦げ付かないように火を入れていきます。

 

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↑ これが…

 

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↑ こんな風に水っぽくなって…

 

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↑ だんだん色も濃くなってきます

 

④ トロリとしてツヤツヤしてきたら軽く冷まして、消毒した瓶に詰めて完成!

 

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↑ 冒頭の写真で出来上がり!あっさりめのたっぷり食べられるマーマレードになりました。

 

たくさんあるのでお菓子を作ろうと思います。

何にしようかな〜!

マンバのレモンカルボナーラ風 〜生ハムを添えて〜

題名は適当です。

 

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カルボナーラの簡単な作り方を教えてもらいました。

島に『きつねのぼたん』という美味しくて居心地のいいお料理屋さんができたのですが、そこのご主人がこうしたら簡単だよー、って。

馬鹿の一つ覚えで言われた通りに作ったらとても美味しくできました、めでたし!!

 

隠し味にレモンピールをゴリゴリ削って入れたら、爽やかなレモンの香りとクリーミーなカルボナーラソースが絶妙なハーモニーを醸し出して大変美味しかったです。

↑隠れてないやん、というツッコミは禁止。

 

今回の具材は香川県ソウルフードマンバ!!

高菜の一種です。

基本の食べ方は、豆腐などと一緒に油炒めにした後に煮浸しにする『けんちゃん』あるいは『けんちん』と呼ばれる調理法ですが、今日は洋風アレンジしてみました。

 

一応レシピ公開しますが、分量は目分量なので適当です…。

写真でも分かると思いますが、今回はマンバが多すぎ、そしてカルボナーラソースが少し少なかった…!

味は美味しかったですけどね☆

 

マンバを茹でてアクを抜く。ざるにあげてお湯を切る。茹ですぎないように!

②パスタを茹でる。その間にフライパンでマンバをオリーブオイルで炒める。ニンニクオイルで炒めると更に美味しい!

③茹で上がったパスタをフライパンに移してマンバと軽くからめる。お玉に一杯ぐらいの茹で汁を加えておく。

④ボールにあらかじめ卵とチーズ、削ったレモンピールを入れておき、そこに③を投入!余熱で丁度よくトロリとなります。よく混ぜてお皿に盛ったら完成!!生ハムなんか飾っちゃうとお洒落。

 

さて、今晩は八朔のマーマレードを作りますよー。

収穫した八朔が駄目になる前に保存食にしないとね!

無農薬なので (というか、耕作放棄地の八朔なので誰も世話していません…) 安心!安全!

 

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↑ ゴリゴリ皮剥き!だいぶ迅速に剥けるようになってきました!贅沢に皮も実も使ってマーマレードを作ろうと思います。

若いのは力。歳を取っているのも力。

 母校の高校の定期演奏会に行ってきました。

 

高校生は若い!

ソロでガチガチに緊張したり、ダンスしながら吹いたり、引退を実感して最後の曲あたりで涙ぐんでいたり、もう、ほんと、若い!!

演奏も、上手、下手を別にして、とにかく若い!!

 

そして、今まで、OBの人達はものすごい大人の人達だ!!と思っていましたが、久しぶりにOB会に顔を出したらいつの間にか私もOBの中堅ぐらいになっている事に気付き、何というか、もう、浦島太郎でした。

 

母校の定期演奏会では、現役とOBが一緒に演奏するステージもあるのですが、これが本当に面白いのです。

現役の若くてみずみずしい感じと、OB達の百戦錬磨な空気が混ざって、現役だけのステージとも、社会人バンドとも異なる新しいサウンドを楽しむことができます。

 

若いのは力、歳を取っているのも力ですね。

そして、お互いの力が混在しているときが最強!!

 

定期演奏会、行ってよかったです。

 

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↑ 母校は香川県にあります。もちろん讃岐うどんも食べました!

 

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↑ 夫さんが行ったことない!というので金比羅さんへ。畑仕事で脚が鍛えられたのか、前よりすんなり登れた気がします。

 

帰省するのだ! 〜大阪編〜

2日目は主人の実家のある大阪へ。

 

義父母、義理の祖母、義兄一家とご飯を食べ、お茶をして、ゆっくり楽しみました。

姪っ子ちゃんが半年見ない間に恐ろしく成長していました。

おばちゃんは姪っ子ちゃんにすっかりデレデレです。

お土産のみかん類を美味しそうにモリモリ食べてくれたのでこちらまで嬉しくなりました。

 

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↑ お土産にもっていったバリィさん (今治市ゆるキャラ) のお人形も気に入ってくれたようです。

 

そしてあっちこっちで買い物をしたり、荷物をいろいろ整理したり、主人の家に眠っていたいろんな掘り出し物をもらったり…楽しい時間を過ごしました。

こんな不安定な夢追い夫婦をいつも応援してくれる義父母やその家族たちには感謝の念でいっぱいです。

恩返しは何もできませんが、せめて、いつかしっかり夢を叶えます!

 

帰省3日目は行きより多くのお土産を抱えて島へ。

島をひとときでも離れると、やらなきゃいけない事を改めて思い出しますね。

日々の生活の忙しさにかまけて残している課題が少しクリアになった気がします。

 

 いろんな人に支えられてるなぁ…と感謝したり、離れた家族の健康を改めて願ったり、改めて夢を叶えるべく頑張らねばと思ったり、たまには帰省もするものですね。

帰省するのだ!〜京都編〜

車中泊出来るようになると、とても自由になります。

チェックインの時間などを気にせずに移動できて、ビジネスホテルなどが無い田舎でも大丈夫!

 

いわゆるコンパクトカーを使っている我が家ですが、夫さんと2人、快適に眠ることができます。

もう何度も車中泊しているので、準備も5分とかからず完了します。

 

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↑ 汚いですが、2人余裕で寝られます。

 

お正月に帰省していなかったので、久しぶりに帰省しました。

 

まずは私の実家のある京都へ。

 

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↑ 一保堂に行きました。老舗のお茶屋さんです。目玉が飛び出るほど高いお茶もありますが、手が届く美味しいお茶もあります。店員さんもお客さんも半分は外国の方、さすが国際都市京都です。

 

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↑ 錦はすごい人通り!ハイヒールリンゴさんがロケに来ていました。さまざまな伝統野菜やお漬物、お魚や加工食品などが並び、京の台所と言われます。

 

その他、紅茶を買いに行ったり、手芸に使う端切れ布を買いに行ったり、歩き回ってヘトヘトになりました。

 

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↑ 便利なバスの一日乗車券。いわゆる京都の街中ならばこの券だけで回れます。3回乗れば元が取れるので、いろんなところに行きたい時はオススメ!

 

お土産にみかんをいろいろ買っていきました。

 

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↑ いまの時期に買えるみかん達だけでこんなに種類があります。出荷できないような見てくれの悪いものが多いですが、 味は大丈夫!

(農家さんの名誉のために断っておきますが、出荷・市販されているものはもっと綺麗です!)

 

…一日ばっちり満喫しました!

満足!満足!