大三島に移住した某薬剤師の脳みその中

生き物らしく生きたい!と思い大三島へ。毎日が冒険。

2021雑感

はい、まいどこんにちは。

年末ですね。

年末年始ぐらいしかまともに書いてませんね。

まあそれもええかな、と、自分に甘く生きています。

純粋に楽しみとしてのブログですし。

 

 

なんとか無事に仕事を納めました。

歳の割にしっかりしされているなと思っていた患者さんの認知症が本格的進んだり、日常の動作に不自由が出てきたり、あれこれ数値が悪くなって調子が悪くなってしまったり、

状態が良くなくて、それでも頑張っていた患者さんが亡くなったり

思いもしなかったような事故や病気で急に通院したり服薬したり、亡くなった方がいたり

職業柄、「調子が悪い人」にお会いするので、おそらく「元気になった人」にはあまり気が付いていない部分があるんだと思うのですが、まあ、そんなこんなで今年も「人生のアレコレ」を脇で眺めたり、ちょっとだけお手伝いしたり、していました。

 

ニュースでも話題になっていますが、マジで在庫の確保に泣かされた1年でした。

当たり前だと思っていたことは当たり前ではなかったんだなぁ…(白目)。

 

あ、すごい真面目な話すると、帰省されている方なんかはご両親等の残薬に少し気を配っていただければ、と思います。そこからわかる生活の綻び、ぜひ薬剤師に相談してください。お薬手帳に「家族です。残薬がいっぱい家にありました。」とメモを残してもらうだけでも結構です。お手伝いできること、結構あると思いますので、ぜひ。

 

仕事に関して、気持ちの上でちょっと変わったなと思うことが一つあります。

薬剤師はじめてすぐのときは、「もっとダイレクトに患者さんにかかわって、いろいろお手伝いをしたい」と思っていたんです。

でも、自分もひとりの一般人として思うことですが、「ガツガツ来る薬剤師」って鬱陶しい時も多いわけですよ。

医師なんかは「その分野にかけては右に出るものがない技術や知識を有している」とか、「地域で長いことやっている」なんてファクターが重要になるのは分かるんです。人間性に多少難があっても、手術におけるゴッドハンドや、診断とか読影とかの神や、地域の最後の守り神的な、「超人的要素」がある医師には私、かかりたいですもん。

看護師には親しみと技術を求めています。平たく言うと、優しくて、話しやすくて、注射がうまい人がいいです。(裏では鬼のような顔をしていても、自分に対しては優しい演技が上手な人がいい。仮に指導等で怒られることがあったとしても、ベースには優しさが滲んでいる人のほうがやる気になる。)

ただ、薬剤師って、基本「薬を出す人」に過ぎないことが多くて、別に何も求めてない、というのも事実だったり。サッサと出してくれる人がいいというか。

 

でも、「医師に相談しにくいこと」や「医師に相談するほどでもないこと」や「ちょっとした健康相談」や「日常生活でちょっと困っていることの相談」なんかを最近受けるようになって、真面目に調べて真面目に返答しているうちに、処方や治療方針決定の変更にかかわるようなことがチョコチョコ見つかって、それを医師に相談したりすることが増えてきています。(真面目に仕事しててよかった、と感じる変化。)

「やんわりと自分をよく観察している」薬剤師、がひとつの理想かな、と思ったり。

かつてほどガツガツ関わりたいという思いはなくなってきていて、ただ、とにかく、その人やその人を見守る人を俯瞰していること、というのが最近の目標です。

 

 

トマリギ(ゲストハウス)としては、飲食を不定期にはじめました。

課題はいろいろ残りますが、ちびちびとでも続けてやってきたのは一つ自信になったかも。

通常の業務(掃除や経理など)は夫の仕事、基本私は薬剤師業に専念してトマリギにはノータッチですが、庭や季節の飾りものや飲食を通じてお客さんや近隣の人たちとコミュニケーションをとれたのはとても嬉しいことです。

 

 

さて、真面目な話はこんなもんにして、ここからは大変どうでもいいことを。マジ雑感。

 

①大腸カメラをやりました。

めでたくお尻の貞操を失いました。しばらく大腸に関しては多少安心な気がしています。

前処置は思っていたより楽でした。下剤飲めばいいだけでした。ポカリ味が苦手なので、味の面で下剤の服用が心配だったんですが、必要だと思えば案外すんなり飲めて、口から肛門のつながりを実感しました。マジでシャーシャーになるんやな、すげえ。

多少の羞恥心だけ乗り越えれば、あとはベッドに転がっているだけ。ありがとう先生。

小さなポリープが見つかったのでその場でチュンッと焼き切ってもらいました。悪いものではなかったのでよかった。

トイレさえ確保できればほんと、思ったより楽でした。また5年後ぐらいにやろうと思います。(仮にポリープが新しくできていたとしても、大きくなってがん化する時間を考えたらだいたいこれぐらいの頻度でいいと思います。)

 

②娘の口が達者になりました。

誰に似たんやら。起きてから寝る瞬間までしゃべっています。

ときどき嘘をつきます。びしっと怒るべきなのか、嘘ついた理由を聞いて諭すべきなのか、嘘をつかないでいいような環境整備をするべきなのか、その他諸々めちゃめちゃ考えてしまったり、勉強したり。親になるのも大変なものだ…。

 

③英語の勉強をやり直しています。

「いろいろとできない人間だ」というコンプレックスがありますが、いろいろできないもののうち、特に英語は苦手意識が強いです。でも、患者さんやお客さんとお話するために必要だと感じる瞬間もまあまああって…ということでコンプレックスに打ち勝つ、という側面もアリアリで勉強しなおししています。

けっこうおもしろくなってきています。チャットとか楽しい。テストを受けたりしているわけではないので客観的な評価はありませんが、少し語彙が増えていろいろ文章が読みやすくなったかも。

 

④仕事のやり方変えたらすごくよかった。

タスクは降ってきた瞬間に1%でもいいから「やりはじめ」ておく。例えば、書類を出さなきゃいけないなら、定型文の部分だけでも書き込んでしまってファイルを作る。掃除をしなきゃいけないなら紙屑1個でもいいからゴミを捨てちゃう。勉強するなら単語一個でもいいから覚える。資料読まなきゃいけないなら、1ページでもいいから読み始めちゃう。何か考えるなら紙切れに「#〇〇について」と書いて何か考え始めてメモを残す。

子育てして仕事して家事して、なんてしていたら、実質「集中できる時間」なんてホントにないわけですよ。やり方変えるしかない。

意識を変えてから、実際に「コード理論」「イラスト」「消しゴムハンコ」「英語」「糖尿病」など、かなり知識や技術がついた気がします。職場の片付けもどんどん進んでいるし。よいよい。

 

⑤面白い本にかなり出合えた。

高校の大先輩にコアな古本屋をやっている方がいる、ということをゲストハウスのお客様(この方も高校の大先輩)に教えてもらい、選書というものをやってもらったり。

大三島には図書館があるので、あれこれ貸してもらったり。

肌が合う本との出会いが多かった気がします。

 

ちなみに古本屋さんはこちら→ なタ書

https://www.facebook.com/natasyo/

 

⑥旅行行きたい。

ええかげんあれこれ旅行したい。

コロナ憎しです。

外したくない目的地(予約しないといけない系とか、営業時間が限られている系とか、特定の時間に行かないと見れない系とか)いくつかと行きのアクセスだけ考えて、あとはほぼフリータイムな感じで動くのが好きです。

 

 

ああ、これ以上書いても何もないですね。

ええ。

まあ、つらいこともそれなりにありましたが、まっとうに生きた感じのする1年でした。

お世話になりました。

それではまた来年、よろしく。よろしく。

ちいさい悩み

最近の悩み2つ。

 

 

まずひとつめ。

 

親付き合い、どうすればいいんでしょう。

そもそもわりとコミュ障で、インドア派で、仕事しているほうが好きなタイプなので、親付き合いなんて何すればいいのかサッパリなんです。

 

保育園のお迎えに行っても、子供たちの名前は分かっても親御さんは誰が誰のお母さんお父さんなのかわからなかったり、そもそもお迎えは夫がメインで行ってくれているので子供たちの名前すらわからなかったり。

島の人たち同士はもともと幼いころから一緒に育ってきていたり、親戚だったりして、付き合いのレベルが違うし…。

 

個人的には無理して付き合う必要はないと思っていますが(というか、無理なものは無理。忙しいときは忙しい。)子供同士の付き合いに影響してくるとなると話は別で、どこかでやはりつながりを作っておいたほうがいいのかな、と思うことも多々。

 

運動会とかで同じ学年のお父さんお母さんの顔覚えなきゃなぁ。

娘のお友達のお父さん、お母さん、仲良くしてください。

 

 

ふたつめ。

 

すぐ寝てしまう、ということ。

寝かしつけでたいてい死亡。

朝までしっかりおやすみしてしまう…。

10時ぐらいまでは布団の中で「寝ちゃだめだ、寝ちゃだめだ…」と起きていても、そこから起きていろいろ片づけたり、何か勉強したり、ができない。

朝も起きるのは6時半ぐらいなので特別早くもなく。

子供並みの睡眠時間。

そのため元気です。

とても元気です。

それはいいんですが。

 

やりたいことはあるんですけれどね…こりゃだめだ!です。

寝かしつけミイラ取り、みんなあるあるですかね?

もう、ほんと、だめです。ぐう。

 

 

生きているよ~

ブログの更新は滞っていましたが生きています。

文字を垂れ流します。

 

ここまでブログが滞っていたのには言い訳があって、パソコンがめっちゃ調子悪かったんです。

起動に時間がかかる、ちょっとブラウザを開くと固まる、写真や音声データなどを読み込んだり加工するのにまた固まる…。

気が短いほうではないと自分では思っていますが、イライラしますよね、こういうのは…。

スマホで長い文章を打つのはめんどくさいですしね。

 

このたび、諭吉さんを代償にパソコン環境を改善したので、これからは更新頻度が上がる…ハズ。

 

 

フワッと近況。

 

1)娘は2歳になりました。

保育園(島には保育園が2つあります)に楽しく通いながら元気に育っています。

感覚的には「犬より賢くなってきたかな」といったところ。

 

あ、決して犬をディスっているんじゃないんですよ。

こどもの発達って、ほかの生き物を辿ってくる部分がすごいあるなぁ…というのが個人的な感想でして…。

 

新生児:雛鳥

定期的に腹を空かしたり、食べた分きっちり出したり、温度湿度などの外部環境変化にはべらぼうに弱かったり、摂食・排泄以外のコミュニケーションは極めて少なかったり…。「守ってやらなきゃ」感覚が「生みの親」を「育ての親」にしてくれる部分などもそっくり。小鳥のさし餌なんかをしたことがある人はよくわかると思うんです。

 

乳児:子犬、子猫など

何かに興味を持って遊んだり、反射や本能だけではない「特定の人への慣れ、あるいは馴れ」が生まれたり、不器用ながらも自分で体を動かしたりする感じが子犬や子猫っぽい!

 

今は身体能力は成獣には程遠いですが、手先の器用さや理解力、発語や感情表現などは「明らかにヒト!」といった感じなってきています。

人と長く過ごして老いた犬や馬なんかは今の娘より賢いなぁと思うことも多々あるのですが、それは学習によるものであって、単純な「理解能力」でいえばすでに犬や馬なんかを超えているように感じます。

類人猿などは身近に接したことがないのでよくわかりませんが、こんな感じなのかもしれません。

 

2)薬剤師がんばってます

やー、またこりゃフワッとした報告ですね。

産休あけて1年が過ぎ、「島ならでは」な店舗で働かせてもらっています。

 

どこが「島ならでは」なのかといえば、まず、とにかく高齢者が多い。

70歳ぐらいならば「お、この患者さん若い」といった感覚。

90歳を超える方もそれなりにいらっしゃいます。

 

まあ、それだけならば都会の薬局でも同じといえば同じなのですが、「限られた医療アクセスの中で治療していく」ことになるのがちょっとした違いかもしれません。

免許を返納して、「専門医がたくさんいる大きな総合病院に行くのにも家族の力を借りないといけない」、あるいは「離島から船などで開業医の先生にかかりに来る」場合などは、開業医の先生が専門の分野を超えてアレもコレも治療することになります。

もちろん、いざとなれば紹介状などで大病院の専門医に診てもらうようになりますが、それが相当な負担(金銭的にも、時間的にも、体力的にも、家族などのサポート的にも)になることも多いので気軽に、というわけにはいかないのも事実です。

また、専門病院から退院された後のフォローなどは開業医の先生が頼り!

 

薬局に関していえば、通常、「(総合病院ではなく)開業医の門前薬局」は「門前の先生の処方(それぞれの先生の専門分野)」に特化したラインナップを取りそろえていることが多いのですが、その「門前の先生の処方」が通常の開業医の先生より幅広くなりがちなので、従って薬局もなんでも屋さんになりがちです。

 

立派ななんでも屋さんになれるよう日々修行中。

抗がん剤などはタッチする機会があまりありませんが…。)

 

あと、患者さんとの関係が都会より圧倒的に近い!

親戚・友人関係、お住まい、ご職業など、特に意識していなくても自然と覚えてしまうことが多々あります。

ああ、この方はみかん農家さんで、この時期になるといつも腰を痛めるよなぁ、とか、このおばあちゃんとあのおばあちゃんは同級生で仲がいいよなぁ、とか、この患者さんの娘さんがこの方で、お孫さんはこの方だったよなぁ、とか。

近所の食料品のお店の人が患者さんの食生活改善に関するキーパーソンになったり、ちょっとした噂で患者さんの健康情報を手に入れたり…。

距離のとりかたが難しいですが、とても面白いです。

患者さんは「カンジャサン」や「クスリノンデイルヒト」ではなくて、「人間」なんだなぁ、と強く感じます。

 

3)ゲストハウスはコロナ憎しです

 

営業自体はやっていますが、一晩あたりのお客さんの組数を制限して、なるべくお客さんともお話せず、淡々とお泊りいただいている感じです。

本来ならば「ホストとゲスト」「ゲストとゲスト」など、いろんな出会いがあって、もっとゲストハウスは面白いんですが、今はそうも言っていられないのでとてもさみしいです。

単純にお客さんも少ないですしね。(特に広島県に緊急事態宣言が出て公営のレンタサイクルが営業中止していた間なんかは閑古鳥が鳴いていました…グスン)

 

それでも何か面白いことができないかな、と「トマリギ軽食」といって不定期の軽食営業をしてみたり、デイユース利用をできるようにしたり、いろいろやってみてはいますが、やっぱり、どう転んでも、コロナ憎しです。

 

まあ、こんな状況ですから誰もかれも「生き延びる」のがまず第一の目標ですよね。

逢えない時間も愛を深めるとかなんとか。

 

4)ペットたちは元気です

 

4月に廃鶏になった鶏を2羽迎え、5月にモルモットのしじみちゃんが1歳を迎え、ミシシッピニオイガメのかめ吉は相変わらず元気で、我が家の住人たちはみんな元気です。

 

廃鶏さんたちは「からし」と「わさび」という名前ですが、名前通り甘くなくて、卵はサッパリ産みません。

でも、触らせてくれるのでヨシです。

かわいいです。

 

しじみちゃんは左後肢を骨折して一度は手術を検討したり(結局手術は不要だろうということになりしませんでした)、それが影響で食欲が減って体重が減ってしまったり、なかなか大変なモル生を歩んできていますが、最近は体重が1キロを超え、よく食べて、よく出して、よく懐いています。

かわいいです。

 

かめ吉は2012年にお迎えしたのですでに8歳を超えました。

え、8歳?!

今、計算してみてびっくりです。

そんなに一緒にいるのか、君。

亀だから長生きしてくれよ~。

極端に小さな個体なのでいつまでも子ガメのようです。

 

5)雑感

オリンピックがあっという間にやってきて、あっという間に終わりかけていますね。

個人的にはオリンピックにはそんなに愛がなくてですね..…、各競技団体の世界選手権とかのほうが面白いなと思っているほうです。

それでも体力や年齢などでタイムリミットがある程度はある中、先の見えない開催を見据えて準備・調整された選手・コーチ・審判・施設管理者その他あれこれにかかわる皆様、感動をありがとうございます。

 

注目していたのは馬術

伝統的に欧米が強いので、日本では全く話題に上がりませんが、これが面白い競技なんですよ。

そして、結果としては今回は大健闘!!

ドレッサージュも、ジャンピングも、クロカンも、素晴らしかった…涙

悲しい事故もありましたが…。

なぜ話題にならないのかわからない…。

単に見ていて美しいし、知ればさらに面白い…。

ジャンプオフに日本人選手が出て、ノーミスとか…感動です。

私も詳しくはないですが、調べれば調べるほど面白いです。

大嫌いな英語のWikiとか読んじゃうぐらい。

 

どうでもいいんですが、近代五種の馬って自分の馬じゃないんですね。

今日初めて知ってびっくりしました。

初めての馬と「馬が合った」プレイをするなんて…いやー、すごいっす。

面白い。

 

で、ですよ。

コロナ、やばいじゃないですか(小並感)。

オリンピックは大成功、感染拡大はオリンピックとは関係ない、とばかり言ってますが、正直オリンピックが成功しようがしなかろうが、関係があろうがなかろうが、やばい。

 

ぶっちゃけ仕事しているような若い人まだワクチン全然打ててないじゃないですか。

「若い人は打たない」と苦言を垂れている方もいますが、「資格がないから打てない」人が大多数ですよね、実際は。

実際、夫(年齢若い、基礎疾患ない)にはまだ紙切れ来てないですし。

でもそういう「若い人」が仕事で人と接して、移動しているわけで。

 

ワクチンが済んだ人は済んだ人で「これで大丈夫」と安心しちゃっている人も少なからずいますし。

高齢者同士「もうワクチンしてるもんね~」と仲良く顔(マスクなし)を寄せ合って話されている姿をよく見るようになってきました。

 

手の消毒なども一時に比べたら徹底されてないですし。

人が集まるようなイベントや会議なども徐々に再開されているのを感じますし。

それがいけない、というわけではないんですが、一時的にかなり強い行動制限をかけたほうがよさそうな状態になっているのでは?と思ってしまいます。

緊急事態宣言は正直オオカミ少年状態ですし。

人間の正常性バイアスを目に当たりにするとともに、こりゃイカン、ですよ。

 

ブレイクスルー感染(ワクチン後の感染)も新しい株の流行とともに増えて、そこからどうなるんでしょう。

みんなワクチンが終わっていたら「ほとんど死ななかったね、ははは」で済むのかもしれませんが、今のワクチン接種率では不安が残ります。

これからどうなるんでしょうね。

 

心配なことはそれだけじゃないんですけれどね。

気象変動なんかも最近ほんとに危機感を覚えます。

梅雨明けから大三島はほぼ雨降ってないですからね…明日以降降るかしら??

最高気温もこんな体温より高い温度がポンポン出るってのは異常事態ですよね…。

 

経済の見通しも不安。

コロナ以外の新興感染症も不安。

我が家のお財布事情や今後のことも不安。

もうなんでも不安。

 

足掻くしかないんですけれどね。

子供がいると特にそう思います。

そんなこと関係ないじゃん、今を楽しんで、未来は諦めたらいいじゃん、とは言えないです。

子供らの未来のために今できることをして、備えられるものは備えていくしかないですよね…。

 

うわ、雑感が雑感すぎて長くなった。

寝よ、寝よ。

 

2020年末所感

2020年は…最初から最後までコロナでした。

2019年末に武漢のニュースが流れはじめた時点で「これはいつになくヤバいな」と思ってはいたのですが、それがあれよあれよという間に現実になっていきました。

 

個人的にとても衝撃を受けたニュースは小林化工のイトラコナゾールの件ですね。

小林化工、イトラコナゾールの補償方針を表明:DI Online

 

我が家のなかは割と平和だった…と思います。

これと言って大きな事故や事件もなく、皆健康で、そればかりは本当に感謝感謝です。

家事・子育てマンとして大活躍する夫のおかげで職場復帰も思っていたより普通にできましたし、娘もすくすく成長して、今は絶賛イヤイヤ期です。

 

さて、定例の「2020年の目標」の振り返りですが、

 

「我が人生」や「家族や稼業」に関してはスピーディーに判断して、どんどん行動していく。

 

…うん、できたんじゃないですか。

80点ぐらい。

コロナで無茶苦茶になる予想は多少していたので、こういうあいまいな目標をたてたんですよね。

実際に無茶苦茶になりましたしね。

ゲストハウス経営に関してもっとできたことはあると思いますが、身はひとつだし、健康第一、家族第一ですので、いいバランスで生活できたんじゃないですかね。

 

来年の目標はもう少し具体的にたてようかと思います。

しばらくこの「コロナカオス」状態が続くのが見えているので、ある意味、去年の年末より先が見えているというか…。

 

今年も一年、お世話になりました。

 

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2月に台湾へ。コロナ前ギリギリに行けてよかった…。お茶の勉強いっぱいできました。

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緊急事態宣言を受けて長期休業。その後も制限をいろいろ設けての営業。いつか旅が気軽に楽しめるようになりますように。

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新しくしじみちゃん(モルモット)が家族になりました。今は来た時の3倍ぐらいの大きさになっています。(でもわりとチビスケです。)

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娘も大きくなっています。おしゃべりです。イヤイヤ言いまくっています。

 

ゆるゆる一日一食

10月から始めました。

 

ルール

*カロリーのある飲食は夜のみとする

*家族と過ごす日曜日、祝日はルールなし

*水やお茶、出汁は制限なしとする

 

始めた理由

*産後、授乳で落ちた体重が卒乳とともにまた増えてきた

*股関節がもともと弱く、このまま体重が増え続けたら大変よくない (しかも娘はどんどん大きくなるので抱っこの負担は増え続けるばかり)

*歳をとると共に健康を考えるようになった

*午後の眠気や集中力低下が仕事上許されない

*職場の周りにお店がないので、お昼ご飯は基本お弁当。作るのが面倒。

 

わりとゆる〜いです。

日・祝は三食食べるし、時にはジャンクフードも食べます。

夜ご飯は家族と食べるので、美味しく楽しく食べることに重点を置いて、炭水化物も揚げ物も特に制限なく食べます。

夜、娘が寝付いてから夫とお茶をしつつお菓子をつまむことがあるのですが、それも我慢はしません。

栄養はとりたいので、マルチビタミンと鉄ぐらいはサプリも時々利用。

あえて気をつけていると言えば、水分摂取は十分にすることと、野菜とタンパク質は特によく摂るように意識する程度でしょうか。

 

 

現時点での感想や実感

*体重 約−4kg (2ヶ月足らずぐらいで)

*肌荒れが減った

*空腹感は最初からあんまりなかった

*慣れてしまえば辛さは全然ない

*午後の眠気は圧倒的に減った

*家計的には助かる

*食べていいとは言え、夜のおやつは食べすぎな気がする

*排便の量は減ったが、もともと便秘気味だったので頻度はそんなに変化ない

*特に体調不良はない、むしろいつもより体調は良い気がしている

*朝昼のごはんを考えたり準備したり食べたりする時間が思ったより多かったことに気づく。

*夜ごはんになるべく美味しく楽しく栄養をとろうと考えるのが楽しい。

*夜ご飯が美味しい。

 

思ったよりは体重が落ちません。

最初の1ヶ月で3kg落ちて、それ以降いわゆる停滞期ってやつなんですかね、ほぼ変わりありません。

途中でいつもよりたくさん食べた日もあるので、まあこんなもんなのかもしれません。

午後の眠気がなくなって、サクサク働けるのでそれは大収穫です。

今のところ全くしんどさはなく、空腹感で辛い、というのも案外ありません。

…というか、むしろ仕事の日は朝昼食べるのが面倒で、しかもパフォーマンスが落ちそうなのでもう三食に戻す気にもなりません。

芸能人や健康マニアがゴリ押しするほどに何かメリットを感じているわけではありませんが、デメリットも感じていないのでこのまま続けてみようかなと思っています。

 

 

すごーい意識の低い一日一食、私には向いていそうです。

私の場合、太る原因は「ひとりで食べること」な気がするんですよね。

おやつをつまんでしまったり、袋とかパックの単位で食べてしまったり。

もちろん運動不足もあるんですが、急に運動量増やせるほど暇でもないので、摂取カロリーを減らす他ありません。

 

また進展あれば記録していこうと思います。

 

美容院が絶望的に苦手だ、という話。

美容院が絶望的に苦手です。

 

 

 

ドライヤーだけでも大嫌いなのに(耳元でゴー!って音がするとか、苦行以外何でもないと思う)、「アテクシ美容には気を付けてますことよ」「流行の最先端ですのよ」「美意識エベレストですのよ」な雰囲気がもう、とにかく無理。

 

アシンメトリーで人生のバランスまで崩していそうなお兄さんとか、ツートンカラーのキノコのお姉さんとか、不思議の国から来たようなスタイリストさんたち(失礼!)から「この髪型似合いますよ!」とか勧められてもマジ信用できん、きっと不思議の世界に引き摺り込もうとしてる。

オシャレヒゲのセミフォーマルおじさんとか、コンサバ系ナチュラルお姉さんとか、そういうスタイリストさんもいるけれど、きっと彼らも実はマッドハッターの弟子とか、ハートの女王の子分とかだと思う。(個人の感想です)

 

「ボタニカルでオーガニックだから無条件で髪にいい!」とか「水素水でうるおいUP」とか非科学的なことを次から次へと息吐くように言う感じも無理。その吐息で何人の諭吉さんを誘拐してきたんだ?「学問のすすめ」読んだ?

 

そもそも、美容院にて「あーしてほしい」「こーしてほしい」と伝えるのがとにかく恥ずかしい。
美意識エベレストワールドで、不思議の国の住人に、消しクズみたいな顔した私が「春っぽい明るいカラーで、抜け感あるゆるふわミディアムボブにしてほしい」とか言うんでしょ。いやー、無理無理。舌が裂けても言えん。絶対に言えん。誰かの命がかかったり、大金を積まれたら言うけど。そうでもない限り言えん。

 

ところが人間とは愚かなもので、「あの女優さんの髪型素敵」とか「思い切ってベリーショートにしてみたい」とか、そういう浅はかな望みが少なからずあるもの。

結局、毎回そういったものはすべて胸の奥にしまうものの、言えなかった歯痒さと、言って事故にならなかった哀しい安堵感と…「美容院」と聞くとその辺のしょっぱい思いが胸の水分を奪っていくような感覚がするのです。

 

かくして、「全体的にひとまわり短く整えてください。」という便利な魔法の呪文をいつ頃からか唱えるようになったものの、「そうですか…んー、少し毛先軽くしますか?」とか「前髪は長めに残しますか?それとも短く切ります?」とか言われたときには無事爆死。
テンパりながら「そうですね、軽くしてください。」とか「残しておきます。」とか答えるものの、出来上がった姿を見ても何が軽くて何が残ってるのか不明だし。

 

 


そんなこんなで髪を切るのに毎回ハゲるほど悩むのです。

いっそのこと丸ハゲになってくれたら美容院に行かなくていいのに。
例の呪文を練習しつつ、頭の中の想定問答集をひたすらめくり…もう嫌だぁ!!!

 

結局、毎回10分カットに行ってしまう。

単純に「その場にいたたまれないから、時間が短ければ短いほどマシ」という理由で。

それでも100mダッシュぐらい心臓が暴れる。

 

 

 

ヘアドネーションの時は良かったなぁ…目的がはっきりしてたから、それだけクリアできれば充分だったし、だからこそわりとリラックスして美容院に行けた。

あんなに「美容院に行くぞー!」と前向きに思えたことって、ない。

出来上がった姿も「おおー、短くなった部分が寄付されるのね!」という満足感があった。

 

 

 

私が美容院に望むサービスは「あなたも一緒に登ろう!美意識エベレストの登り方講座」ではなく「プロ登山家から見た事故らないルート取り(登山しない選択肢も含む)」だったりするのです。

 

「フォーマルでも浮かない」「肩につかないか、一つにくくれる」「パーマしない」「手入れは極力したくない」「エラが張ってる」とか、キーワードや問診票の答えをスタイリストさんにあらかじめ送っておいて(必要ならば写真も)、私がお店に行く前に勝手に髪型を決めておいてくれないかなぁ。


消しカス顔の美意識ゼロの人間が変にイメージ膨らませて人前で腐った甘い夢を吐くようなセルフ公開処刑をしなくていいだけ幸せなんだがなぁ。

雛人形、雑感

独身時代、夫婦だけ時代を終え、「子育て時代」を迎えているわけですが、忙しいながらも小さな発見がたくさんあって面白いものです。

普段気にしないような小さな草花、水面のきらめき、雲の流れなど、すべてが娘には初体験、大発見。

娘とみる世界はとても楽しいです。

 

そして、季節ごとのイベント。

せいぜいお店のポップや内装、季節商品で感じていた「ネタ」としてのイベントが、実は「思いや願い」を乗せたものだったんだなぁ、と感じます。

 

雛人形を出しました。

私が小さいころに飾ってもらっていた雛人形

時代と共に内容は変わってきているとはいえ、むかし、むか~しから「我が子の成長を祈る」気持ちが続いて今日も「雛祭り」というイベントが残っているんだなぁ、と思うとちょっと胸が熱くなります。

 

毎日を生きるだけで忙しいのに、「雛人形を出して飾る(しかも出したら片付けもしなきゃいけない)」みたいな面倒くささの塊みたいなことをしてバカだなぁ…なんて冷めたことを思うタイプの人間ですが、それでも飾って良かったです。

せめて娘が幼いうちぐらいは毎年出してあげよう、と思った次第です。

 

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