大三島に移住した某薬剤師の脳みその中

生き物らしく生きたい!と思い大三島へ。毎日が冒険。

生きているよ~

ブログの更新は滞っていましたが生きています。

文字を垂れ流します。

 

ここまでブログが滞っていたのには言い訳があって、パソコンがめっちゃ調子悪かったんです。

起動に時間がかかる、ちょっとブラウザを開くと固まる、写真や音声データなどを読み込んだり加工するのにまた固まる…。

気が短いほうではないと自分では思っていますが、イライラしますよね、こういうのは…。

スマホで長い文章を打つのはめんどくさいですしね。

 

このたび、諭吉さんを代償にパソコン環境を改善したので、これからは更新頻度が上がる…ハズ。

 

 

フワッと近況。

 

1)娘は2歳になりました。

保育園(島には保育園が2つあります)に楽しく通いながら元気に育っています。

感覚的には「犬より賢くなってきたかな」といったところ。

 

あ、決して犬をディスっているんじゃないんですよ。

こどもの発達って、ほかの生き物を辿ってくる部分がすごいあるなぁ…というのが個人的な感想でして…。

 

新生児:雛鳥

定期的に腹を空かしたり、食べた分きっちり出したり、温度湿度などの外部環境変化にはべらぼうに弱かったり、摂食・排泄以外のコミュニケーションは極めて少なかったり…。「守ってやらなきゃ」感覚が「生みの親」を「育ての親」にしてくれる部分などもそっくり。小鳥のさし餌なんかをしたことがある人はよくわかると思うんです。

 

乳児:子犬、子猫など

何かに興味を持って遊んだり、反射や本能だけではない「特定の人への慣れ、あるいは馴れ」が生まれたり、不器用ながらも自分で体を動かしたりする感じが子犬や子猫っぽい!

 

今は身体能力は成獣には程遠いですが、手先の器用さや理解力、発語や感情表現などは「明らかにヒト!」といった感じなってきています。

人と長く過ごして老いた犬や馬なんかは今の娘より賢いなぁと思うことも多々あるのですが、それは学習によるものであって、単純な「理解能力」でいえばすでに犬や馬なんかを超えているように感じます。

類人猿などは身近に接したことがないのでよくわかりませんが、こんな感じなのかもしれません。

 

2)薬剤師がんばってます

やー、またこりゃフワッとした報告ですね。

産休あけて1年が過ぎ、「島ならでは」な店舗で働かせてもらっています。

 

どこが「島ならでは」なのかといえば、まず、とにかく高齢者が多い。

70歳ぐらいならば「お、この患者さん若い」といった感覚。

90歳を超える方もそれなりにいらっしゃいます。

 

まあ、それだけならば都会の薬局でも同じといえば同じなのですが、「限られた医療アクセスの中で治療していく」ことになるのがちょっとした違いかもしれません。

免許を返納して、「専門医がたくさんいる大きな総合病院に行くのにも家族の力を借りないといけない」、あるいは「離島から船などで開業医の先生にかかりに来る」場合などは、開業医の先生が専門の分野を超えてアレもコレも治療することになります。

もちろん、いざとなれば紹介状などで大病院の専門医に診てもらうようになりますが、それが相当な負担(金銭的にも、時間的にも、体力的にも、家族などのサポート的にも)になることも多いので気軽に、というわけにはいかないのも事実です。

また、専門病院から退院された後のフォローなどは開業医の先生が頼り!

 

薬局に関していえば、通常、「(総合病院ではなく)開業医の門前薬局」は「門前の先生の処方(それぞれの先生の専門分野)」に特化したラインナップを取りそろえていることが多いのですが、その「門前の先生の処方」が通常の開業医の先生より幅広くなりがちなので、従って薬局もなんでも屋さんになりがちです。

 

立派ななんでも屋さんになれるよう日々修行中。

抗がん剤などはタッチする機会があまりありませんが…。)

 

あと、患者さんとの関係が都会より圧倒的に近い!

親戚・友人関係、お住まい、ご職業など、特に意識していなくても自然と覚えてしまうことが多々あります。

ああ、この方はみかん農家さんで、この時期になるといつも腰を痛めるよなぁ、とか、このおばあちゃんとあのおばあちゃんは同級生で仲がいいよなぁ、とか、この患者さんの娘さんがこの方で、お孫さんはこの方だったよなぁ、とか。

近所の食料品のお店の人が患者さんの食生活改善に関するキーパーソンになったり、ちょっとした噂で患者さんの健康情報を手に入れたり…。

距離のとりかたが難しいですが、とても面白いです。

患者さんは「カンジャサン」や「クスリノンデイルヒト」ではなくて、「人間」なんだなぁ、と強く感じます。

 

3)ゲストハウスはコロナ憎しです

 

営業自体はやっていますが、一晩あたりのお客さんの組数を制限して、なるべくお客さんともお話せず、淡々とお泊りいただいている感じです。

本来ならば「ホストとゲスト」「ゲストとゲスト」など、いろんな出会いがあって、もっとゲストハウスは面白いんですが、今はそうも言っていられないのでとてもさみしいです。

単純にお客さんも少ないですしね。(特に広島県に緊急事態宣言が出て公営のレンタサイクルが営業中止していた間なんかは閑古鳥が鳴いていました…グスン)

 

それでも何か面白いことができないかな、と「トマリギ軽食」といって不定期の軽食営業をしてみたり、デイユース利用をできるようにしたり、いろいろやってみてはいますが、やっぱり、どう転んでも、コロナ憎しです。

 

まあ、こんな状況ですから誰もかれも「生き延びる」のがまず第一の目標ですよね。

逢えない時間も愛を深めるとかなんとか。

 

4)ペットたちは元気です

 

4月に廃鶏になった鶏を2羽迎え、5月にモルモットのしじみちゃんが1歳を迎え、ミシシッピニオイガメのかめ吉は相変わらず元気で、我が家の住人たちはみんな元気です。

 

廃鶏さんたちは「からし」と「わさび」という名前ですが、名前通り甘くなくて、卵はサッパリ産みません。

でも、触らせてくれるのでヨシです。

かわいいです。

 

しじみちゃんは左後肢を骨折して一度は手術を検討したり(結局手術は不要だろうということになりしませんでした)、それが影響で食欲が減って体重が減ってしまったり、なかなか大変なモル生を歩んできていますが、最近は体重が1キロを超え、よく食べて、よく出して、よく懐いています。

かわいいです。

 

かめ吉は2012年にお迎えしたのですでに8歳を超えました。

え、8歳?!

今、計算してみてびっくりです。

そんなに一緒にいるのか、君。

亀だから長生きしてくれよ~。

極端に小さな個体なのでいつまでも子ガメのようです。

 

5)雑感

オリンピックがあっという間にやってきて、あっという間に終わりかけていますね。

個人的にはオリンピックにはそんなに愛がなくてですね..…、各競技団体の世界選手権とかのほうが面白いなと思っているほうです。

それでも体力や年齢などでタイムリミットがある程度はある中、先の見えない開催を見据えて準備・調整された選手・コーチ・審判・施設管理者その他あれこれにかかわる皆様、感動をありがとうございます。

 

注目していたのは馬術

伝統的に欧米が強いので、日本では全く話題に上がりませんが、これが面白い競技なんですよ。

そして、結果としては今回は大健闘!!

ドレッサージュも、ジャンピングも、クロカンも、素晴らしかった…涙

悲しい事故もありましたが…。

なぜ話題にならないのかわからない…。

単に見ていて美しいし、知ればさらに面白い…。

ジャンプオフに日本人選手が出て、ノーミスとか…感動です。

私も詳しくはないですが、調べれば調べるほど面白いです。

大嫌いな英語のWikiとか読んじゃうぐらい。

 

どうでもいいんですが、近代五種の馬って自分の馬じゃないんですね。

今日初めて知ってびっくりしました。

初めての馬と「馬が合った」プレイをするなんて…いやー、すごいっす。

面白い。

 

で、ですよ。

コロナ、やばいじゃないですか(小並感)。

オリンピックは大成功、感染拡大はオリンピックとは関係ない、とばかり言ってますが、正直オリンピックが成功しようがしなかろうが、関係があろうがなかろうが、やばい。

 

ぶっちゃけ仕事しているような若い人まだワクチン全然打ててないじゃないですか。

「若い人は打たない」と苦言を垂れている方もいますが、「資格がないから打てない」人が大多数ですよね、実際は。

実際、夫(年齢若い、基礎疾患ない)にはまだ紙切れ来てないですし。

でもそういう「若い人」が仕事で人と接して、移動しているわけで。

 

ワクチンが済んだ人は済んだ人で「これで大丈夫」と安心しちゃっている人も少なからずいますし。

高齢者同士「もうワクチンしてるもんね~」と仲良く顔(マスクなし)を寄せ合って話されている姿をよく見るようになってきました。

 

手の消毒なども一時に比べたら徹底されてないですし。

人が集まるようなイベントや会議なども徐々に再開されているのを感じますし。

それがいけない、というわけではないんですが、一時的にかなり強い行動制限をかけたほうがよさそうな状態になっているのでは?と思ってしまいます。

緊急事態宣言は正直オオカミ少年状態ですし。

人間の正常性バイアスを目に当たりにするとともに、こりゃイカン、ですよ。

 

ブレイクスルー感染(ワクチン後の感染)も新しい株の流行とともに増えて、そこからどうなるんでしょう。

みんなワクチンが終わっていたら「ほとんど死ななかったね、ははは」で済むのかもしれませんが、今のワクチン接種率では不安が残ります。

これからどうなるんでしょうね。

 

心配なことはそれだけじゃないんですけれどね。

気象変動なんかも最近ほんとに危機感を覚えます。

梅雨明けから大三島はほぼ雨降ってないですからね…明日以降降るかしら??

最高気温もこんな体温より高い温度がポンポン出るってのは異常事態ですよね…。

 

経済の見通しも不安。

コロナ以外の新興感染症も不安。

我が家のお財布事情や今後のことも不安。

もうなんでも不安。

 

足掻くしかないんですけれどね。

子供がいると特にそう思います。

そんなこと関係ないじゃん、今を楽しんで、未来は諦めたらいいじゃん、とは言えないです。

子供らの未来のために今できることをして、備えられるものは備えていくしかないですよね…。

 

うわ、雑感が雑感すぎて長くなった。

寝よ、寝よ。